子供の頃、人間関係で悩んでいた人が、
大人になって、また、職場で人間関係に悩む・・・・
職を変えても、また、次の職場で同じような事が起こる・・・
というのはよくあることです。
「なんで私ばっかり・・・」
と貴方は思うかもしれない。
これは、性格や、性質のせいもあるでしょう。
でも、本来、試練は繰り返されるものなのです。
人は、生まれたときから、克服しなければいけない課題を持って生まれてくるものだと言います。
生を受けたときに、
「前世で克服できなかった課題を現世で学び習得してきます!」と
約束してくるのだと思います。
ですから、克服できない限り何度でもその試練は繰り返されるのです。
これをどうか辛いと思わないでください。
不運だから、与えられたのではないのです。
貴方が必要だと、思ったから、
この人生でこの課題が与えられたのです。
この試練を乗り越えるのは容易ではないでしょう。
難しいからこそ、選んで来たのですから。
あなたの人生で克服すべき課題なのです。
試練に立ち向かい、一度克服すれば、
同じような問題はもう、貴方の人生では起こらなくなります。
でも、乗り越えられずに、逃げてしまうと、
また、状況が変わっても、この問題は形を変えてやってきます。
「なんで私ばっかり・・・・」
どうか、そう思わないでください。
試練は試練ではないのです。課題なのですから。
そう、一度、乗り越えれば、もうやってこないのです。
では、試練がやってた時、どうすればいいのか・・・
正面から問題を受け止め、なんとか乗り越えてやるという強い意志を持って
立ち向かってほしい。
そう思います。
これは試練ではなく、課題だから。
試験の勉強をしている時、問題集を解いて、
わからない問題をそのままにしたら、本番の試験でも、
その問題は解くことはできません。
わからないけど、わかるように努力する。
問題の解き方を必死に考える。
この過程が重要なのです。
今回は解けないかもしれない。
でも、問題を解くために学習した内容は、確実にあなたの基礎学力になっているのです。
解けなくてもいい、これは無理とあきらめずに、挑戦してほしい。
同じ問題は、必ずまた出題されるのです。
今回は、間違えてもいい、学べばいいのです。
今度同じ問題が出た時に、正解が導けるように、自分のレベルを上げるのです。
どうしても、まったくどうしていいかわからない問題だったら・・・
その問題を解こうとするだけで、耐えられないほど心が苦しかったら・・・・
その時は、心を傷つけてまで解く必要はありません。
一度、逃げてください。
無理をしては他の問題も解けなくなります。
下手をすると勉強そのものが嫌いになります。
だから、一度、その問題は手を付けずに、白紙のままでもいいのです。
試験が終わってから、基礎学力をもう一度付けてください。
それから、またチャレンジすればいいのです。
そう、人生も同じ。
与えられた試練に逃げずに立ち向かうこと。
そこで、真剣に貴方なりの解決策を考えること。
どうすればこの問題を解決できるのか、その過程をしっかり学ぶこと。
必ず、その試練は乗り越えることができます。
それは、乗り越えるために、貴方が選んで来た「問題」なのですから。
そして、もし、今回は無理だと思ったら・・・
辛くて、辛くて、とても乗り越えることができないと思ったら・・・
今の試練を乗り越えなければ・・・と考えただけで、人生そのものが嫌になってしまうなら・・・
その時は、一度、退却していいのです。
逃げるんじゃない・・・一度退却するだけ。
試練は繰り返されるから、
また克服するチャンスがやってきます。
例えば、今の職場で、どうしようもないほどの悩みがあるなら、
できるところまで、やってみて、それでも、まだ今の自分には無理だと思ったら、
心のバランスが壊れる前に、辞めてしまってもいいのです。
でも、何もせず、ただ逃げることはしないでください。
そこで、少しでも自分のレベルをあげておかなければ、
同じことが次も起こります。
真剣に一度は問題に立ち向かうことが大切なのです。
そう、人生はロールプレイングゲームのようなのも。
貴方が、自分のレベルを上げれば、
前は、強そうに見えた敵も、ノーダメージで倒すことができるのです。
でも、ただいつも敵から逃げていたら、経験値は貰うことができません。
ちょっとでもいい。
自分のレベルを上げながら、前に進んでみてください。
貴方が、現世で克服しますと約束してきた課題を
全てクリアできたなら・・・
来世はどうなると思います?
曇りのない、悩みのない、笑いしかない・・・
そんな人生が来るのかもしれません。
考えただけでワクワクしませんか?
そのためにも、貴方は、今、この人生でできることをやっていきましょう。
そう、今回、貴方にやってきている課題は・・・
きっと、前世で自分が克服することができなかった課題なのです。
たまたま本サイトを見つけ、勇気付けられました。もっと更新して貰えると嬉しいです。