誰かに傷つけられた時、
少しだけ考えてみてください。
その相手は、大人ですか?
本当に大人ですか?
人として正しい判断ができる人なのですか?
あなたにそれをいう資格がある優れた人ですか?
もし、そうじゃないなら、
貴方は傷つく必要はないのです。
その言葉を素直に心に受け止める必要はないです。
今、この世に、「大人」は何人いるのでしょう?
大人の姿をしていても実際には、まだまだ成長の途中。
ほとんどの人は、一生をかけて「大人」なっていきます。
「子供」から「大人」へ。
でも、本当の「大人」は、なかなかなれるものではないのです。
一生をかけて、学んで、心を鍛えて・・・
それでもなかなか簡単にはなれるものではありません。
そう、「本当の大人」にはなれないのです。
だから学ぶ・・・自分を鍛える。
そうやって、毎日をしっかり考え、生きていった人だけが
本当の大人になれるのです。
そして、多くの人は大人になることをあきらめる。
大人にならなくてはいけないことさえ忘れてしまう。
自分が大人だって思い込み、まだまだ未熟であることを忘れてしまう。
そうして、「大人」のような顔をして、
周りの人に「大人ぶった注意」をしたりする。
そう、だから貴方は、不用意に放たれた「大人の顔をした子供」の言葉に
傷つく必要なないのです。
その人は、
あなたの先生かもしれない
あなたの親かもしれない。
大人のいうことだから・・・と全てを聞く必要はないのです。
それはあなたが判断をすればいい。
あなたが決めればいい。
あなた自身が大人になっていけばいい。
でも・・・
不用意に放たれたその言葉を発した人をあなたは恨まないでください。
だって相手は子供だから・・・
あなたはそれを許してあげてください。
もちろん、許せない時もあるでしょう。
その時はそれでいい。無理に許すことはありません。
でも、あなたが少し成長して大人になったら、
きっと許せる日が来るでしょう。
多くのこと、多くの人、
全てのこと、全ての人・・・
これを許すことができる人・・・これが究極の大人。
この大人になれる人は・・・もちろんほとんど、いません。
いいのです、それで。
少しずつ、大人になればいいのです。
確かに、そうですね。素直に受け止める事ができました。自分の周りに大人もいない事もわかりました。気が楽になりました。自分を信じて、自分をいたわっていこうと思います。僕は自分大切にしていこうと思いました。僕のことをいつも大切にしてくれる自分を大好きになりました。僕はひとりじゃなかったんですね。
優しい言葉をありがとうございました。仕事に、人間関係に、人生に疲れ、生きる力が弱くなっていましたが少し救われた気がします。また覗かせていただきますね。