生きることは、苦悩なのか・・・

幼いころから、常に不幸感を持っていた私は、いつも感じていました。

「なぜ、人は生きなければいけないの?」と。

「あと何年生きれば、この苦しみは終わるの?」と。

小学生の私は、お年寄りを見て、「いいなあ。」と思っていました。
あと何十年も生きなければいけないのか・・・と思うと、辛くて辛くてたまらなかったのです。

そんな風に人生を考えていた私ですから、
幸せが来るはずはありません。

もともと家庭に不幸の種はありましたが、
それがどんどんと大きくなり、
私の不幸感はどんどんと大きくなっていきました。

そして、その不幸が大きくなれば大きくなるほど、
さらに「なぜ生きなくてはいけなの?」と、思うようになっていました。

毎日が辛くて、辛くて、生きることは試練で苦悩であるとしか思えませんでした。
なぜ、生きなくてはならないのか?
生きるだけでこんなに辛いのに・・・。
そんな私にも転機がきました。

 
幸せに生きている人の本を読んだのです。
人生が楽しくてしかたがない。生きることが幸せでたまらない。
そんな内容のものだった気がします。

同じ人生でも、これだけ違うのか・・と思いました。
同じ人生を生きながら、不幸に生きる人間、
幸せに生きる人間・・・この差はあまりにも大きい。
そして、私は思いました。


「もしかしたら、人生とは、自分が幸せであることを実感することがその目的なのかもしれない」

それから私は、どうしたら幸せを感じることができるのか、
いろいろな本の教えに助けられながら、
自分の心を観察し、
少しずつ、少しずつ、自分を鍛えてきました。

私の中の不幸感は大きく、心の中が凍りついていましたが、
マイナスの感情を抑え、小さな幸せをかみしめ、
「人生はいいものだ」
と思える日を信じ、努力してきました。

長い年月がかかりました。
でも、抜け出すことができました。

今は、思います。
人生は素晴らしいな・・・と。

そして、私に与えられたこの素晴らしい人生を、もっともっと最高のものにしていきたいと。

大丈夫。
あなたにもできます。
まず、決心してください。
「幸せになる」と決めてください。
自分の中の不幸と決別すると決めてください。

大丈夫。
あなたにもできます。
辛かったことが多かったあなたこそ、
人生が素晴らしいと思えた時の感動は誰よりも大きいのです。

大丈夫。
あなたにもできます。
必ずできます。
なぜなら、人生の目的は「人生とは、自分が幸せであることを実感すること」だから。

大丈夫。
あなたにもできます。
幸せの扉はあなたを待っています。
今までが辛かった分、ゴールをしたとき、喜びはひとしおです。

止まらなければ、必ず着きます。
だって、それが人生なのだから。
この人生を生きているうちに、ゴールに付いてください。

来世に先送りしてはいけません。
あなたが、たどりついてください。
この人生で。

1 COMMENT

Margaret

素敵なメッセージをありがとう。
笑顔で生活ができるように頑張ってみようと思います。

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