八方塞がり

＜万里の人生論・生き方＞
八方塞がり
何も見えない。
どこに進んでいいか分からない。
こっちの道も、あっちの道も、
どの方向に進んでも、不幸な結末しか想定できない。
八方塞がり・・・・。
人生のどん底の時、
そう感じる時があるでしょう。
この方向は絶対にいやだ・・・・
でもあっちの方向もいやだ。
どこに進んでも・・・。
先が見えない。
こんな状況の時が、何よりも一番辛い。
今がどんなに最悪でも、
先に見える道に光が見えれば、耐えられる。
今を乗り越えることができる。
でも、今を乗り越えても、その先の道も
決して望むものではなかったとしたら・・・・。
今より、まし・・・というだけで・・・。
あなたは今を乗り切ることにさえ疲れてしまうでしょう。
本当にその選択肢しかないのでしょうか？
全てが暗闇なのでしょうか？
そうですね、だから悩んでいるのでしょう。
苦しんでいるのでしょう。今のその状態に。
先が見えない。・・・・何よりも辛い時期です。
でも、少しだけ前に進むと景色が変わります。
今まで見えなかったものが見えてきます。
光のさす方向がぼんやりとわかるようになります。
あなたの目指す方向が見えるようになります。
今は八方塞がりだと思っても、
少しだけ進めば景色は変わります。
その場所が、あなたの目指す場所ではなかったとしても、
見える景色が変わります。
あきらめないで。
前に進むことを。
生まれた時に誓ったはず、
あなたはあなたらしく生きるということを。
だから今苦しいのです。
あなたがあなたらしく生きていないから。
自分じゃない自分を生きてしまっているから。
前へ進んで。
あきらめないで。
景色は変わります。
八方塞がりは終わります。
光は見えるようになります。